What is a record producer
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All together now
2011年1月22日土曜日
ギターの音決めも終わったらいよいよ全員で音出し。(キーボード居るバンドの方省略でごめんなさい)
通常歌は仮歌なのですが、もちろん本番でもオーケー。その分こっちも気合いが入ります。
ボーカル・マイクのレベルなどチェックしたらいよいよ全員での演奏。
この時一番留意すべきは各楽器のバランスです。歌を含め全員が演奏をやりやすいバランスを気に掛けます。もちろんプロ用スタジオならキューボックス(ヘッドフォンモニター用の簡易ミキサー)で自分で好きなバランスを取れるのですが、僕の経験からするとこの自由さがレコーディング初心者には案外クセモノだったりします。
つまり、演奏しやすいバランスを求めていじっているうちに多くのミュージシャンは自分の音を大きくし過ぎます。ボーカルもしかり。良い演奏とは人の音を聴いて初めて自分が何をどうすべきかわかるものです。なので自分の音が大きすぎると元も子もなくなります。
もしエンジニアが優秀であれば、できる限り2mix(コントロールルームで聴いているバランス)の音だけで演奏して下さい。それプラスせいぜいクリック。自分の音がもう少し欲しい時はキューボックスのバランスをいじらずに、エンジニアに「もう少し自分の音を下さい」と言いましょう。それがエンジニアにとっとも重要なバランスを知れることでもありますから。
全員が音・バランス含め納得がいったら、いよいよレコーディング開始です。